マダガスカルといえば、まずはやっぱり「 Lemurs レミュー 原猿 」だと思う。
実際、その原猿を目にするには、自然保護区に行くのが一番なのだろうが、
アンタナナリボ郊外には仏人・日本人の経営する「 Lemurs Park 原猿公園 」というのがあるのだ、、、
インド洋に浮かぶ島という独特な環境下で進化してきたこの原猿。
見るからに変わった体つきと面持ちをしている。 なんとも愛くるしい顔。
これは「 横っ飛び歩行 」で有名な「 シファカ 」の種類。 飛んで移動するのだ!
こちらは「 クロキツネザル 」という種類。
キツネザルといえど、それは名前だけの話。
ちなみに、鼻の奥底から?
なんともいえない泣き声を出す。
ちょっと癒し系かも?
「 んぐぉ~っ、んぐぉ~っ 」ってね。
体長25~30cmくらいと少し小柄なのが「 バンブーリモー 」。
竹のあるところに生息していて、そのまま竹をかじって食べる?
まるでぬいぐるみのようで、少し出っ歯なのが可愛い。
ちなみに、「 リモー 」は「 Lemur 」の英語的発音。
仏語では同じスペルで、発音は「 れみゅー 」。
やっぱり目立つ「 ワオキツネザル 」。
尻尾の輪が本当に独特、、、 いったいどんな進化?
こちらの園内、それ相応に広くて、その敷地内なら、
どの猿も何処までも移動出来るようになっている、、、
なので、目で見ることや写真に収めることは
一般の自然保護区よりは比較的簡単と思われる。
猿の動きはやっぱり速いからね! 猿は猿なのだ!
「 シロクロエリマキキツネザル 」。
漢字だと「 白黒襟巻狐猿 」?
体長約55cmと、原猿のなかでは大きめ。
動物といえど、その瞳を見ていると、
やはりどこか人間のように思える、、、
名前は忘れたけど、非常に小さなお猿たち。
手の平に載せても小さな位の大きさ、、、 な筈。
夜行性とあって、日中は用意された家の中。
体が小さい為に、寒さには弱いのだろう、、、、
みんなで固まってくっついている様子が愛らしい。
そして、園内にはカメレオンも徘徊している。
あんまし動きが少ない、、、 もちろんリアクションなんかない!
この公園内には、7~8種類の原猿がいて、他には亀もいたりする。
本来ならば自然保護区で見るのが一般的なのだが、思うに、
あんなに動きの速い猿を目にすることも写真に収めることも、
かなり難しいのではないかと思われる。
なので、興味のある人には勧めたい場所ではある。
☆ Lemurs Park Web Site → http://www.lemurspark-jp.com/ ☆
( 2007年2月の旅話 )
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