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Siberian Train vol.1 「 Day 1 - シベリア鉄道 モスクワ発UB行き 」


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きっとこの国には、もう二度と来ないだろうと思ってた、、、 かつての超大国の威厳は何処に?

残るは、崩壊した社会主義時代の負の遺産ばかり、、、 か?

前に三年前に来た時には、工事中で見ることの出来なかった姿あそこに、、、 @赤の広場。


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「 Матрёшка マトリョーシュカ 」たちの姿だけが、唯一心和む瞬間、、、


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モスクワ発UB(ウランバートル:モンゴル)行きは、この立派な駅が始発。

見るからに立派な駅、、、 ただ、名前は難しすぎて、覚える気にもならない。

しかし、その外観とは裏腹に、設備やシステムは社会主義時代の流れのまま、、、 遅い!


今回は、駅の何処かでUB行きの切符を当日購入しようというかなり挑戦的な試みだった。

しかも、夜行バスでモスクワ到着後に!? そもそも、ガイドブックもなかったのだが、、、

三年前の記憶とデジカメに撮った地図だけを頼りに、、、 探し当てることに成功!


恐ろしいほど無愛想で不親切な係員とやり取りすること、、、 旧社会主義最悪! 大嫌い。

2時間強もかかって、なんとかモンゴルはUB行きの切符を手に入れた。

やっぱり、それって幸運男? 正直、かなり大変で、やるせない気持ちになったけどね。


ただ、この後に数人の日本人旅行者に詳しい情報を与えても、

誰一人として切符を購入出来なかったことを考えると、

旅の経験があるとはいえ、やはり幸運だったのかもしれない、、、


ちなみに、どうすれば簡単に手配出来るのかといえば、インターネットを使って、

検索して、旅行代理店にお任せすれば良いのである。 ああ、楽ちん。

ただ、そうなると当然のように手配料がかかる、、、 +$100~120くらい???


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横文字に慣れてしまっている人には、親近感がありそうで、強烈な違和感があるキリル文字。

相変わらず読むのが面倒、、、 というか、咄嗟に読めないんだよね、コレ。

ちなみに、UBは上から二番目の「 6 」。 「 y→U H→N 6→B P→R 」になるのです!


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朝から夜行バスの疲労を引きずったまま、切符を手配し、両替をし、買出しをして、、、

やっとの思いで出発までこぎつけたところで、また驚いた! なんだこの荷物の量はっ!?

どうやら、帰省するモンゴル人がモスクワで仕入れたモノをUBまで持っていくようだ、、、


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手に入れた切符はモンゴル人しか乗っていない2等寝台。 モンゴル行きなのだから、当たり前?

それにしても、その乗客のほとんどが大量の荷物を持ち込んでいる、、、 狭過ぎるぞっ!

終いには、天井の空調ダクトの中や、廊下のカーペット下の床下スペースにまで! おいおい、、、


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まぁ、何はともあれ行ってきます! 目指すは6266km先のモンゴルはウランバートル!


ちなみに、この列車は「 Trans Mongolian Railway 」であり、いわゆる「 シベリア鉄道 」ではない!

正確には、シベリア鉄道とは、モスクワ~ウラジオストック間の9297kmというほぼ地球の4分の一を、

約7日間かけて走るというもの、、、 まぁ、細かい定義はどうだったいいんです♪





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by hitoshi280477 | 2006-07-11 11:16 | Siberian Train
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