Alaska vol.5 「 デナリ国立公園③ 快晴の朝、、、 偉大なもの 」


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朝5時半、、、 吐息が真っ白。 テントの中にあって、寝袋にくるまり、全ての服を身につけているというのに、、、 寒い!

テントからなんとか這い出てみると、ぼんやりとした視界の中に、なんとなくマッキンリーのシルエットが見える。

寒すぎて体が硬直し、震えが止まらない中、簡単な朝飯を食べ、インスタントコーヒーをすする、、、


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せっかく早起きして出てきたのに、運転手の野郎は遅刻したのに詫びの一言もない!

こっちは乗り遅れないように、先に来て外でずっと待ってったっちゅ~のに! 激怒!

昨日の教訓を生かし、今日は寝袋をバスへと持ち込んだ。 だって、すっごい冷えてるし、、、


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キターッ!!

快晴のマッキンリーと幸運男。 一人で20回くらい跳んでしまうほどの大興奮♪

どうしても自分の興奮を写真に収めたいが為に、セルフタイマーでがんばりました、、、


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朝陽に映えるマッキンリー山頂付近。 冠雪に反射して銀色模様に輝いている、、、 神々しい。

山頂付近は他の何処にもない氷点下70~80度に達することもあるという。 見た目よりずっと恐ろしい。

そして、その山の何処かに、かの有名な日本人探険家「 植村直巳 」さんは今も眠っているのだ、、、


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つい数万年前までは氷河に覆われていたこの地帯。 その氷河が後退することによって、姿を現した偉大なるもの、、、

晩秋の真っ赤なツンドラの大地にあって、真っ白なデナリ=マッキンリーがよく映える。

およそ人類では作り出すことの出来ない、ダイナミックで優美な自然の姿、、、 褒め称える言葉は尽きない。


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つい先日オープンしたばかりという「 アイルソン・ビジター・センター 」。

バスの停留所、休憩・案内所でもあり、ほとんどの入園者がここまでやってくる。

というか、ここから先はテントサイトしかないのだが、ここまで来ないと意味がない!

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今日のストーニーヒル、、、 今までにないほどの快晴♪ 聞けば、マッキンリーは雲に隠れてしまうことが多い。

7月の晴天率は5~10%とのこと。 つまり月に一日二日の晴天しかないのだ!

それに比べて、8月末~9月頭は晴天率も高く、この時期にマッキンリーを拝むにはベストな時期。


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何度見てみても、その重量感のある姿に惚れ惚れする、、、 こんなの他の何処にもない!?

いっそここいら辺りに住み着いて、毎日でもその姿を拝みたいところだ、、、 コーヒーなんかを飲みながら。

ちなみに、ここいらの標高は約1000m。 つまりここからだと、標高差は約5000mにもなるのだ!


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キャンプサイトまでの帰り道、、、 黒熊出現! そういえば、一昨日の朝にも見かけたなぁ。

この辺りでの黒熊は珍しいそう。 ほとんどは例のグリズリーだからね、、、

なんでも、黒熊はグリズリーより弱く、下手したら食べられてしまうとか?


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そういえば、今朝この辺りでバスを降りてマッキンリーを拝んでいたところ、、、 足跡を発見した!

ということは、やっぱりこの辺りにいるんだねえ、、、 そう思うと、恐ろしい。

ちなみに、熊とは300mほど距離を置かなくてはならない、何故なら彼らは時速50Kmで走れるから!


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バスの走る道である砂利道を歩いていて発見したもの、、、 「 糞 」。

ブルーベリーを食べているということから、確かに糞の色もブルーベリー色♪

、、、早いとこ、次のバスに乗ることにしよう。 ある日~、森の中~、熊さんに~♪


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「 ヒトシ、ビーバー観に行くか? 」 他の旅人にそう誘われて、付いていったのが「 Beaver Pond ビーバー・ポンド 」。

実際そんな名前の所はなく、旅人たちが勝手にそう呼んでいるだけの小さな池。 絵になる所だけど。

幾つかあるのだが、行ったのはワンダーレイクの少し先にある意外にも砂利道のすぐ脇。


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静かにずっと待つこと数分、、、 奥のほうからなんだか枝が浮かんでくると思ったら、、、

ビーバー現る! 超可愛い♪ まだ一目しか見ていないのに、その健気に働く姿に超感動。

口に枝をくわえて泳いでいるにも関わらずに、全く音がしない、、、 一生懸命な姿が可愛すぎる♪


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なんとも涼しい顔で辺りを泳ぎまくるビーバー、、、 驚くことに結構すぐ近くまでやってきた。

警戒心が強いと聞いているから、固唾を呑んでその日常生活を覗き見しているわけなのだが、、、

意外にも体は大きく、そして尻尾がひらべったい「 へら 」のよう。 つぶらな瞳も可愛い♪


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これがそのビーバーを取り巻くカメラマンたち、、、 みんな本気過ぎて怖いくらい。

それを察したのか、このビーバーはほとんど僕のいる方ばかりにしか現れなかった。

思いがけず、ビーバーの日常生活と家作りをする様子が見れて、、、 すっごく嬉しい!





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by hitoshi280477 | 2008-09-05 18:35 | Alaska
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