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Swiss vol.2 「 グリンデルワルト到着 → 寝床の準備 」

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 乗り継いで、乗り継いで、、、 やっと目的地までの登山列車に辿り着く。 この列車に乗り換えて、目指すはグリンデルワルト! まだ、、、分の先にあるアルプスに囲まれた村だ。

 ちなみに、もちろんこの登山列車も例のスイスパスで乗る事が出来る。 なんでもかんでもこのパスで乗る事が出来るので、なんだかお金を払ったのと、これから払うのを忘れてしまう。

 手慣れた車掌さんに急かされて、大慌てで乗り込む。 車掌さんにしてみれば、日々絶えることのない観光客の1人なのだから、そりゃ流れ作業みたいになってしまうわな。。。


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 そして、グリンデルワルトの村に到着。 「 日本を出てから、、、時間後に到着! 」とか言いたいところだが、乗り継ぎ時間が長過ぎて良く分からない。 まぁ、24時間くらいだろうと思われる。

 やはり観光立国だけあって、ここに辿り着くまでいささかの不便も感じられなかった気がする。 もっとも!今までの旅経験と、下準備の豊富さを考えれば、これくらいスムーズでないと恥ずかしいが、、、

 意外に大きかったグリンデルワルト。 そして、意外に大人しそうにみえた。 もっと観光地らしくゴチャゴチャしているかと思っていたのだが、、、 まぁ、良し良し。


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 さっすが日本人観光客の多いスイス、、、 日本語観光案内所があるのだ!

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 【 mont-bell 】もある。 実はこれは下調べの時点で分かっていて、ここでキャンプ用の燃料を買う事に決めていたのだ♪ 行き当たりばったりばかりでは、苦戦続きの旅になって悲惨な結末になってしまうからね。 スイスならではのオリジナル商品も買えるとか、、、

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 今日からはアルプスの山々と緑に囲まれた可愛い外観と持つこのホテル 、、、のキャンプ場に泊まるのだ。

 しっかし、スイスではキャンプをすることが珍しくないとはいえ、街から少し離れた場所、、、 それもホテルの敷地内でキャンプが出来るとは。 加えて、スイスのホテルといえば、旅行者の楽しみにしているところではあるが、ホテル滞在はやはり自分には不向きなので、、、 もちろん値段も見合わないしネ。

 ちなみに、ここでの宿泊=キャンプ場使用料は1泊1500円くらいとお求め易いのダ!


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 敷地内では、既にいくつかのテントが設営されていた。 そのほとんどが車やバイクで旅をしている人達ばかりだと思われる。 自分のようにわざわざこのグリンデルワルトの街の谷間を歩いて降りてきて、キャンプをするのは珍しいのかも、、、 だって、下ってきた坂道の傾斜のキツさといったら!


 そして、我が家のセットアップ。 1人心ウキウキしながらテントの設営を。。。

 テントは去年のアラスカ行きの為に購入したものを使用。 一応2人用なので、居住スペースは充分だ。 なにせこのテント+寝袋+その他諸々のキャンプ道具を入れた大きめコロコロバッグを収納した上で自分の寝床スペースも確保しなくてはいけないのだから。。。 小さめで軽量なモノよりもこちらを選んだ。
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 食事は現地での買い出しをメインにしてはいるものの、近くにスーパーがあるとも限らず、今日のようにスーパーはあっても、「心臓破りの坂」を乗り越えないと辿り着けない、、、 みたいなことを想定して少しばかり日本より持参。

 前回のアラスカ同様にフリーズドライというお米を用意。 お湯(または水)を入れるだけで、カラカラだったお米が食べられるようになるという優れモノ! そのお米にふりかけやらインスタントみそ汁やらで食事を済ます。 他にはラーメンにコーヒーなんかも準備してある。

 やはりこの燃料の下調べをしておいて良かった。 ここで火がなければ何も出来きゃしない。 この大きさの燃料1つで1000円なのだが、それくらいで快適なキャンプ生活、、、 というか、簡易サバイバルが成り立つのだから助かる。 下調べといえば、もちろんこのキャンプ場のこともそうだが。。。



 一通り落ち着いたところで、近所を散歩してみることにした。

 キャンプ場は芝生の緑に囲まれていて、そのすぐ傍を小さな川が流れている。 きっとアルプスの雪解け水が流れている、、、 例のキッツイ傾斜の坂を登って行く道中、 見上げてみればこの辺り一帯は大きな岩山に囲われるようにしてある。 それも目を見張るようなゴッツイ岩山だ。

 落ち着いて辺りを眺めてみると、そこにはここに来るまで頭の中でずっと想像していた【 アルプスの風景 】があった。 自分の想像していた風景が実際目の前にあるのだ、、、 

 【 興奮 】という言葉とはまた違う、なんとも言えない【 幸福感 】に心は満たされていた。
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by hitoshi280477 | 2009-06-16 12:11 | 未-Swiss
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