カテゴリ:未- Chile( 4 )

Chile 「 チリ@南米 COMING SOON 」


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南北4000kmに渡るヒョロ長い国、、、 きっとそれ以上の何かがある筈!

Chile チリ@南米

2004年12月の旅話。

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by hitoshi280477 | 2008-05-01 20:11 | 未- Chile

Chile vol.3 「 駄目人間脱出!? 」 -未-

 「 いいんじゃないんすか? 駄目人間でも 」





 好きな物を、好きなだけ食って。



 好きな物を、好きなだけ飲んで。



 好きな時に、好きなだけ寝て。



 好きなことを、好きなだけやって。



 好きなことを、好きなだけ考えて。



 好きなことを、好きなように。



 やりたいことを、やりたいように。





 「 それで良いんじゃない? 」





 一人、旅に出ているのだから。



 一人旅なのだから。 それで良いのだと思う。



 結局のところ、一人なのだから。 やりたいようにやればいいのさ。 何かが僕を束縛するわけでもないのだから、僕を何かに束縛する必要はないのだ。 何かにこだわる事も必要もなく。 何かにしがみつく事も必要もなく。 自分勝手にやればいいのさ。



 結局のところ一人なのだから、それで良いんじゃないか?







 しかし、そういう時があっても、そういう時期があっても、そうはなりたくない。 一人なのだから、頼るべきは自分なのだ。 信頼するべきも自分なのだ。 そして、行動するのも自分なのだ。 それがわかったら、駄目人間になっている自分が嫌になった。






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by hitoshi280477 | 2004-12-15 09:22 | 未- Chile

Chile vol.2 「 クリスマスの頃、大都会の真ん中で、、、 」 -未-

 自身初の南半球入りしてから、早や2ヶ月。 季節は夏真っ盛りと言ったところだった。 もちろんここまでの道のりで通ってきたペルーやボリビアも暑いときは暑かったが、それはどちらかというと標高が高いため故の日差しのせいだと思っていた。



 サンチャゴは暑かった。 この街に到着するまでそんなには感じなかったものの、季節は夏になっていた。 日差しのキツさといい、気温といい、蒸し暑さといい、それは日本の夏を思わせるほどだった。 一人勝手に爽やかな街のイメージを持っていた僕は体が疲れていたこともあって、何だか到着早々浮かない気分になっていた。







 僕のそんな憂鬱な気分とは裏腹に、街はたくさんの人でごった返していた。 正確に言うと、たくさんの買い物客でごった返していたのだ。 無理もない、時はクリスマス。 家族や友達に渡すギフトやパーティー用の食事の材料なんかを買い揃える客で待ちは大賑わい、街を歩くのもままならないほどの混雑振りだ。 日本のように勘違いして、恋人たちの特別なイベント敵なクリスマスとは違い、こちらは本物のクリスチャン。 それこそ一年のうちで一大イベントなのだ。 人々のそれに対する入れ込みようは、その買い物客の買い物袋の数を見れば一目瞭然だ。



 僕は元来クリスマスやお正月というものをあまり派手にやらないほうだ。 というか、無関心だ。 バレンタインデーはともかく、、、 お正月は他の誰かが決めたこととは言え、今や全世界が同じ暦を一応は使っているのだからさすがに納得するのだが、クリスマスをクリスチャンでもない人間が盛大に祝っているのは馬鹿らしくてたまらない。 日本は特にその典型だ。 ほとんどの人間がクリスチャンでない日本で、世間やマスコミに踊らされて、本当に踊っている人間は何を考えているのか? 「 恋人たちの特別な日 」なんて言われたりもしているのは、完全に頭の中がおかしい。 商用利用されているだけだとさえ思う。 「 楽しければそれでいいっ!! 」 そう言われれば、まあそうなのだが、、、 兎にも角にも、僕はそういったのは無関心なのだ。







 しかし、ここチリにはクリスチャンが多い。 なので、街もクリスマス一色だ。 真夏だろうが、何だろうが、クリスマス直前のこの時期、街は本当にたくさんの人でごった返している。 家族のために、友達のために、恋人のために、、、 人も街も一体となっている様子が伺える。 それを見ると、さすがに心が動かされずにはいられない。 特に、お父さんお母さんが子供ために、お爺ちゃんお婆ちゃんが孫のために買い物をしてる姿は何故かよく目に付いた。 自分の子供や孫が喜ぶ姿を目を細めて見てるシーンなんかを勝手に想像すると、なんだか胸にジ~ンと来るものがある。 もちろん、僕の勝手な想像上の話なので本当にそうなのかどうかはわからない。







 時はクリスマス。 この地球上の誰にでもこの日は来る。 クリスチャンだろうが、何だろうが関係ない。 正直、家族が近くにいない人や、恋人がいない人にはちょっと辛い一日かもしれん。 しかし、街の浮かれているそんな様子に自分もちょっと浮かれて乗ってみるのも案外悪くないのかもしれない、と思わせるそんな真夏のクリスマスの頃だった。





 サンチャゴは本当に大きな街だ。 僕のお世話になっていた宿は、南米の街の中心に必ずある Plaza de Armas アルマス広場 の隣の区画にあった。 宿を一歩出れば、そこはもうサンチャゴのど真ん中だった。 そこを行き交う人々や林立するビルの真ん中にその宿はあった。 ボリビアの、しかも国境の荒涼とした土地を通ってきただけに、そのギャップは大きかった。



 そのアルマス広場に行くと、そこに集まる人の数に少し驚いた。 広場というか、いわゆる公園なのだが、そこではそこを通り過ぎる人の数と同じくらいそこで何かをしている人がたくさんいた。 近くに商業エリアがあることから、人の流れは激しい。 しかし、視点を「 そこを通り過ぎる人々 」から「 そこにいる人々 」に向けるといくつか面白いことが見えてきた、、、






 チェスに興じる人々がいる。 真昼間からアルマス広場の端っこにある東屋の下と周りで、たくさんの人々がチェス盤を挟んで勝負している。 その姿、ここが都会のど真ん中と言うことは関係の無いようだ。 それが日本で同じようなことがあるかと言ったら、そんなことはないと思う。 働いているはずの世代の人々が真昼間から、公園でチェス、、、

 もしかしたら仕事の休憩時間なのか? もしかしたら定年したのか? もしかしたら休職中なのか? そういう背後関係は置いといて、そこでのチェスの一勝負のためにこの人々はここへ集うのだ。









 広場の反対側には絵描きがたくさんいた。 それぞれが自分の絵を自作のつい立にかけて売りに出している。 風景画や肖像画、似顔絵に風刺画、、、 人々はそれぞれの才能を思い思いに発揮している。 そばを通る人たちは足を止めたり、それを横目でちらりとやっている。 

 僕はそれを眺めていた。









 そこから背の高い木々が植えられている場所を通ると、日向ぼっこをしている人がいる。 昼寝をしている人がいる。 散歩をしている人がいる。 近くで買ってきたサンドウィッチを食べてる人がいる。

 こんな都会の真ん中で、人々は思い思いの時を過ごしている、、、 そう思うと、何だか少し肩の力が抜けた。 というのも、都会の人ごみの中では誰しも肩に力が入るだろう? 人の目が多いところなら尚更のことだと思った。 しかし、ここの人々はそうは思わないようだ。 皆が思い思いにそれぞれの時を過ごしている、、、








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by hitoshi280477 | 2004-12-13 09:19 | 未- Chile

Chile vol.1 「 アタカマ砂漠~サンチャゴ 」 -未-


 サンペドロ・デ・アタカマ という街に着いたのはお昼過ぎのことだった。 ウユニ塩湖を二泊三日で抜けて来て、午前中にはボリビア・チリの国境に着いた。 他の大勢の外国人旅行者とバスに乗って来たこともあって、「 国境を越える 」という感じがしなかった。 幾つもの国境を越えてきたことで、国境を越えるという非日常的なことでさえも日常化してしまったようだった。



 チリの入国審査は少し厳しいと旅行者の間では評判だ。 といっても、いい加減なペルー、ボリビアとお互いに好きではないアルゼンチンと国境を構えているのだからそれも頷ける。 しかも、ペルー、ボリビアには多量に麻薬が出回っているし、コカの葉と呼ばれるコカインとして精製される前のものなんかはどこでも手に入るし、コカの葉で入れたお茶までもあるのだ。 そんなわけで、ここチリの国境では少し神経質になっているようなのだ。 そして、よくある事だが乳製品や肉類なんかの持ち込みも不可だ。 



 国境では簡単な荷物検査が行われた。







 街は酷暑と言いたいほど、暑かった。 元々、このエリアはアタカマ砂漠というのが広がっていて、聞いたところによると世界で最も降水量の少ない地域だそうだ。 なるほど、確かに乾いている。 日差しもキツいが、それは標高の高かったボリビアでも同じこと、ただ強烈に乾いているのだ。 さらに今朝は日が昇る前からの移動に加え、チリに抜けるバスに乗り換えたポイントは4500mだったのに、ここはすでに2000mも下ったところにある。 その標高差に、気温差に、乾燥した空気に、、、 僕はまいってしまった。



 「 こんなところにいたら干からびてしまうっ! 」



 そう思った僕が街でまず最初にしたことは、ここを脱出する手段を用意することだった。 すなわち移動の手配だ。



 オフィスに行けば、今夜の夜行で一応の目的地である首都のサンチャゴへ行けるという。 無論、下調べをしていたのだからある程度わかっていたが、下調べをしていた情報に間違いがないときは何故か爽快な気分になってしまう。 詳しく尋ねると、この先のカラマという街から、通常の座席とセミカマと呼ばれるリクライニングよりももっと快適な感じのものがあるとのことだ。 サンチャゴまでの24時間、出来ることならゆったりとした席で行きたいものだが、料金の差が二倍ほどあっては選択のしようがない。 しかも、座席でさえ$31する。 要はこれからすぐにサンチャゴに向かえるかどうかのなので、少々体も疲れていたが、安い座席のチケットを買うことにした。






 「 チリの道路は快適だよ 」



 と、ここを通った旅行者なら誰しもが口を揃えてこう言っていた。 確かにその通りのようだ。 今まで都市と都市を結ぶ高速道路でさえ、危なっかしいところが多かったが、ここは本当に快適だ。 もちろんバスも良いヤツだということはわかるのだが、やはり道路がしっかりしている。 それに付け加えて、あまりに久しぶり過ぎて交通規制がまともに機能しているということに気づいたのはもうバスがカラマの街に到着する寸前の頃だった。 車がちゃんと決められたレーンを走り、信号が変わるまで待ち、人を優先する、、、 そんな日本では当たり前だったことが、外国では当たり前でないことが多い。 そんな中で、チリのこの快適なバスに、整備された道に、ちゃんと尊守されている交通規制に、、、 僕は南米におけるチリの国としての水準の高さを感じた。







 快適なバスは順調にキチンと整備された高速道路をひた走っていた。



 窓の外に目をやると、たくさんの緑が見えた。 きっと葡萄だろう。 背丈よりは高く設置された網目状のネットにぐるぐると巻きつくようになっている。 僕のいつか見た写真の中の葡萄畑はたしかそんな感じだった。 それに、ここチリはワインの名産地として有名なのだからほぼ間違いなく葡萄だ。 バスの窓からは少し距離があるため、実がなっているかどうかまでは確認することは出来なかった。 バスが幾らか進んでも、その畑はまだ続いていた。 ふと、コロンビアでのことを思い出した。 コロンビアの車窓からはコーヒーの豆がなっている背の低い木がたくさん見えた。 その地の特産品とはこうも目に見えるものかとつい笑ってしまうが、本当にそうなのだ。 僕はコーヒーの国からアンデス山脈を越えて、ワインの国へと足を踏み入れたんだ。











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by hitoshi280477 | 2004-12-11 09:17 | 未- Chile