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Mozambique vol.7 「 再び移動 」

そして、また移動が続く、、、

トーフ・ビーチを出てからは、バスとボートを乗り継いで、

モザンビークを南北に走る幹線道路沿いの街である Maxixe マシシ まで一気に移動した。


そこから先の移動は、、、

1)とりあえず何かしらの乗り物を待つ
2)翌日のバスをつかまえる
3)ヒッチ・ハイキングする

の三つの選択肢があった。


午後4時を過ぎているこの時、

そこいらの人々に尋ねながら検討した結果、、、

まずはヒッチ・ハイキングを試みる事にした。


大通りにあるガソリン・スタンドに待機して、

それっぽい乗り物を見ては片っ端から声をかけていく。

日暮れまでもうすぐなので、自分に許した時間は1時間、、、


果たして、、、 何台目かでなんとかひっかかった。

話をすると、運転手のおじさんはあまり乗り気ではなかったのだが、

行き先、荷物のことなどを話していると、なんと目指すのは同じ国境ポイントだった。


そして、これから夜通し走って、翌朝にはそこに着いている予定だと言うではないか!

なんと幸運、、、 しかも、荷物を載せるのも、わざわざスペースを空けてくれた。

さらに、料金交渉になって「 いくらぐらいなら大丈夫なのか? 」と!


しかも、おじさんのトラックは超大型で、やはり運転席裏にベッドが備えてある。

英語も通じるし、椅子も大きいし、空調まで効いている!

そんな紳士的なおじさんに載せてもらっての快適な移動、、、


道中、たわい無ない話やお互いの身の上話もそこそこに、

あまりにも快適な移動の為に、いつの間にか寝入ってしまった。

そして、翌朝起きると国境までもう数十kmしかない地点まで来ていた。


国境近くでの両替も手伝ってもらい、

そこで恐らく充分な額を思われるお金を支払い、

国境で降ろしてもらった。


Mozambique vol.7 「 再び移動 」 _a0086274_21404261.jpg



想定では、ここまでまる二日以上かかると思っていたのが、

前回のようにしんどい移動も全くなく、

トーフ・ビーチを出てからの翌朝に国境まで辿り着いてしまった。


予想外の快適で、楽チンで、早い移動に喜んでいたが、

それもこれもこの紳士的なおじさんのお陰なのだ。

何度も礼を述べ、別れを告げ、そして、各々が別路をとった、、、



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by hitoshi280477 | 2007-03-25 21:39 | Mozambique
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