Australia vol.5 「 Day Tour - the Penguin Parade 」

a0086274_19121481.jpg 何にしても、オーストラリアでは個人旅行者に必要なことは全て揃っている。 しかも、料金や内容、サービスを考えてもかなり割安に感じられる。

 どこと、どこがどこまで繋がっているのか分からない程、個人旅行に必要なことがどこでも揃えることが出来るのは、正直驚きだ。 宿泊施設然り、移動手段しかり、そしてツアー然りなのだ。

 この大きなオーストラリア大陸を旅行するのに、これを使わない手は無い。 今までの僕だったら、そんなに率先してそういったツアーに参加するのは好きではなかった。 はみ出し者の性格が、、、



 「 Fairy Penguin フェアリーペンギン 」というのがメルボルン郊外にあるPhilip Island フィリップ・アイランドという所で見れる。 フェアリーペンギンと言えば、世界で最小のペンギンで、体長は25cmくらい、体重は1Kgくらいの小ささだ。 皇帝ペンギンなどを想像している人にはきっと予想以上に小さく見えることだろう。

 そのフェアリーペンギンたちのパレードが、フィリップ・アイランドで見ることが出来るのだとか、、、 YHで見つけたGo West社の一日観光ツアーに参加することにした。 数ある観光ツアーの中で、僕がGo West社を選んだのは、イラストが可愛いいという単純な理由からだ。


 ツアーは宿泊していたYHの近くでピックアップしてもらうことによって始まる。 満員御礼の21人で今日のツアーは行くことになる。

 ツアー名はあくまで「 ペンギン・パレード 」だが、実際には他の場所に寄ったり、催し物が含まれている。 そして、バスにはドライバー兼ガイドがいる。 運転をしつつ、ヘッドフォン+マイクを使って、車内からもいろいろと観光案内をしてくれるのだ。


a0086274_19123326.jpg まずはワイナリー。

 ここオーストラリアでもワインが造られていて、その直産地に立ち寄り、試飲と昼食をそこですることになる。

 ワインなんぞには全く興味もなく、味も全くわからないので、軽く味見をした後はもう飲まなかった。

 まあ、他のツアー客の中にも、ツアー早々ワインボトルを買い込む人はいないだろうが、、、



 続いて、動物園。

 本当は野生のままの動物たちが見たかったが、ここにも立ち寄るということなので、行くことに。 話によると、野生の動物たちを見れないことも無いが、実際遭遇したとしても、すぐに向こう側が逃げてしまうそうだ。

 園内には、カンガルーはもちろん、コアラ、エミュー、ウォンバット、クジャク、インコ、ディンゴなどなどがいた。 特にカンガルーなんかは、他の動物たちよりも大きな場所を提供されているとは言え、柵で囲われた敷地の中で生活していて、何だか可愛そうに思えてしまう。

 動物たちは確かに可愛い、、、 が、自然のままの姿で見れたら良かったのに。



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kangaroo


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Wonbat


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Koala


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Dingo


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Cockatoo


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Emu


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Peacook


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Warabi

 その後、綺麗なビーチと Nobbies たちのいる岩場を少し見て回った後の午後6時、やっとこのツアーの目玉である「 ペンギン・パレード 」を見に行くことになるのだった。

 何でもこの「 ペンギン・パレード 」はかなり前から有名らしく、今ではメルボルンを訪れる観光客の間では大人気である。 しかし、観光客が増えた分、このフェアリーペンギンたちを研究・保護する活動も真剣に始まったようだ。

 夕暮れ時、海から我が家へと帰宅する時の彼らを見ることが出来るのだが、その行動を邪魔しないように、今では観光客用にビーチバレー会場にあるような観覧席が設けられている。 二カ所に設置されたその間の茂みめがけて、砂浜に戻って来たペンギンたちが歩いて行くのだとか、、、

 残念なのは、カメラ、ビデオカメラ等の撮影の一切が禁止されているということ。 何でも、フラッシュがフェアリーペンギンたちの目に悪く影響してしまうことを配慮してとのことだ。 以前は撮影までは良かったのだが、中にはそれを無視する人や、故意にフラッシュを使用してしまう人が続出してしまったことから、撮影の一切が禁止になったとのこと。 まあ、しょうがない。

 ビジターセンターにあるフェアリーペンギンたちのおおよその帰宅時間を表示した掲示板の時が進むに連れて、観光客とたちは砂浜にある特設観覧席へと向かう。 砂浜への道は茂みの間に木製の橋が架けられていて、その脇や下をフェアリーペンギンたちが歩けるようになっている。



 さて、時は冬が終わりかけようとしている10月初旬。 日も落ちた頃から気温もぐっと下がり、海から砂浜に吹き付ける風が更に体感温度を下げる。 各自、暖かい服装で来るようにと言われてはいたが、その寒さはGORE-TEX製のジャケットの下にフリースを着ていても寒い程だった。 中にはブランケットどころではなく、分厚い毛布を持参している人もいれば、何故かハーフパンツな人もいた、、、


a0086274_19142850.jpg たくさんの観光客とレンジャーたちが見守る中、彼らの帰宅時間を迎えた、、、

 砂浜近くに、突然ひょっこりと頭を出したと思ったら、一群れのペンギンたちがすいすいと泳いで砂浜に上がってきた。 ナイター設備を備えた下では、いくら日が落ちていても彼らの姿がくっきりと見えるっ!!

 もっとも、相手は世界で一番小さいペンギンなので、よほど近くに来ない限りはっきりとは見えない。 それでも、次々と砂浜に上陸する彼らの姿は充分見れる程だった。



 何故か一群れ5~6匹ほどに固まって行動する彼ら。 砂浜では彼よりも大きいNobbiesがたくさん待ち構えている。 その間を突破しなければ、家には帰れない。

 仲間なのか、家族なのか、皆と相談するかのような行動をとった後、意を決した一匹が前に進むと、残りの者たちが遅れをとらないように全力で茂みの方へと駆け抜けるっ! 失敗した者は、逃げるように海に飛び込んで戻っていくのだった。

 その様子は、観光客の笑いを誘い、応援したくなるものなのだっ!



 何故か前傾姿勢でいそいそと歩くフェアリーペンギンたち。

 「 それでバランスを取っているつもりなのか? 」とツッコミをいれたくなる程、その姿は愛くるしい。

 人々に愛されるキャラであることは間違いないだろう。



 でも君たち、「 ぐうぇ~っ 」って鳴くんだね、、、 ちょっと幻滅かも。






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by hitoshi280477 | 2005-09-15 05:03 | Australia
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