Australia vol.12 「 Easy Aussie !!  」

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 世界がまだ北の大陸「 ローラシア 」と、南の大陸「 ゴンドワナ 」しかなかった時代。

 そんな遥か昔の、今から4500万年前頃にゴンドワナからいち早く分離・孤立していったのがオーストラリア大陸だ。

 他の大陸と言えば、今より約1万5000年前までアフリカ大陸から、南米大陸の最南端まで歩くことが出来たというのに、、、



 その大陸の大きさと言えば、日本の国土の約21倍という大きさになる。

 大陸の南北は約3700Km、東西は約4000Kmに及ぶ。

 4000Kmと言えば、それは地球を一周する赤道の約1/10ということになる。

 それほどこの大陸は大きいのだ。



 オーストラリア大陸の世界は他の世界とはちょっと違う。 特にその土壌だ。 他の大陸が火山の活動や氷河の活動を通して肥沃な土壌を形成してきたのに対して、この大陸の土壌は今から3億5000年前にはアンデス山脈ほどの高さはあった土地が、雨と風による浸食を繰り返していき、気の遠くなるような時を経て今のような土壌が出来上がったとされている。

 もちろんそんな土地に生存する動植物は一風変わっている。 それぞれが、それぞれの独自の進化を遂げ、一億数千年続く森の中に生息したり、1800万年前から形成され始めたとされるグレート・バリア・リーフなどに生息したり、はたまた極度に乾燥した大陸中央部に生息している、、、 その数は数千数万といったところか? きっと未だ未確認の動植物もいることだろう。 それほどこの大陸の動植物は種類に富んでいるのだ。



 オーストラリア連邦。 今でこそ人口2000万人を抱え、世界でもその大陸の大きさと同じように存在を強めているが、実はこの国の歴史はまだ200年そこそこだ。 1788年、当時の英国に大量に存在していた泥棒たちに、売春婦たちがその当時の方針から「 流刑 」という形でシドニー港に送られてきたのがオーストラリアの国の歴史の始まりということになる。 その時の人口は男548人、女188人に、兵士たち、それと未確認のアボリジニーの人々だったということだ。

 19世紀半ば、ブルーマウンテンより西で「 金 」が発見されたことから、この大陸には更に人々が流れ込んで来ることになる。 金発見のニュースは、世界中で有名な話になり、一攫千金を狙った人々がどんどんと海を渡って大陸に足を踏み入れた。 その時の様子は正に「 Gold Rush 」だったそうだ、、、

 以来、オーストラリアの人口は増え続け、それに従って様々な問題も生じてきた。 特に、移民問題だ。 当時、英国人はもちろんのこと、アメリカ、イタリア、ドイツ、アイルランド、ギリシャなどからもどんどんと移民の数は増えた。 そんな中で生じた問題と言えば、、、 オーストラリアとしては、もっとも英国人の移民を歓迎し、当時の政府はそれを奨励したりもしてはいたが、逆にアジア人や南太平洋の島々の人々、特に中国人たちは厳しい差別に曝されたそうだ。

 英国からの正式な独立以後、政治、経済、宗教、民族問題など様々な問題を抱えながらも今日の姿を作り上げてきているのがオーストラリアの歴史と言うことになる。 実際、掘り下げてみると、なかなか複雑な問題も多い。 特に、世界を巻き込んだ第一次世界大戦や第二次世界大戦にはオーストラリアは大量の兵士を送っており、また大量の戦士も確認している。 それでも、西側諸国との共存を計る為に、その後の戦争・内戦などにも参加してきている、、、 ( 第二次世界大戦当時、日本軍は北部の都市ダーウィンを爆撃し、シドニー港からはミサイルを撃っている。 オーストラリアが本土の攻撃を受けたのはこの二度のみ。 )



 そんなオーストラリアの歴史だが、それが今の世界に繋がっているかどうかは察しにくい。 大陸の大きさによる所が大きいのか、何なのか? 日本人である僕が「 ちょっとこれは、、、 」と思うことでも、おおらかに「 That's all right. (大丈夫だよ) 」とすぐ口にする。 それ以上に、「 No worries!! (心配ないよっ) 」と言われる、、、  全てのことに対して、もう投げやりなのかと思う程に、人々はおおらかだったりする。 道でも、公園でも、公共の場所でも、トイレでも、バスの中でも裸足になる人は多いし、、、 どうやらそういう文化のようだ。



 まあ、「 Easy Going (お気楽?) 」な国民性は、僕は好きだが、、、


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 オーストラリアの大地が教えてくれたこと、それはやはりここでしか教わることの出来ない何か特別だったものに違いなかった。

 この大陸のことに始まり、その自然界、その動植物、その歴史、、、 自分の生まれ育った所とは全く違う物事を見ることや触れることで、何か大切なことをまた学ばさせてもらった気がする。

 そんなオーストラリア大陸を、またいつか訪れる日まで、、、



 「 G'day Mate !! 」






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by hitoshi280477 | 2005-09-22 05:16 | Australia
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