【 チェックアウトはスムーズに、、、 】
今日の国内線の出発時間に合わせて、5時起床と早起きをした。 なにせ7時出発のフライトなのだから、、、 どうやらウズベキスタンのホテルでは、朝食が付くのが一般的なようだ、、、 が、こちらの出発時間があまりにも早い為にそれは断念。 かわりに軽食ともいえないような食事を食べて(それでも日本からスナックを準備しておいて良かった)、チェックアウトの準備をする。 まぁ、準備といっても、ほぼ素っ裸で寝ていただけの話だし、服装も昨日とほぼ同じなのだから、すぐに準備出来るが。 更には、今回はヒゲ剃りも持って来ていないほどの軽装なので、荷物の準備も「極楽」なのだ♪ とっとと支払いをして出発したいところだったが、ここでまた謎な事件が、、、 昨晩、チェックイン時に確認した時には、「$50」といっていたのに、、、 何故か「$」での支払いが出来ないという!? 一体、何故なのだ? それなら、「$50相当のスム(現地通貨)」と言ってくれ! しかも、壁にかかっている宿泊代にもきっちり「$50」と書いてあるではないかっ!? なんだかよく分からないが、結局クレジットカードなら大丈夫とのことで、カード払いで。 前向きに考えれば、クレジットカードで支払いが出来て良かったということにしよう。 まだ今日という一日が始まったばかりなのだから、こんなコトでイライラしている場合でない。。。 そして、ここで忘れてならないのは「レギストレツィーア」という滞在証明書のようなモノ。 名前と内容はたいそうなモノに聞こえるが、実物は全くもっての紙っきれ。 これはロシアを代表する旧ソ連の国々のうち、いくつかは今でも実施している変な制度だ。 要はきちんと政府に登録されてない所には宿泊出来ない・させないという方針なのだろうが、どちらかというとこれが無い場合に警察や役人やらに「おこづかい」をせびられるだけの話。 ということで、それを確実に確保・保管しなくてはならないのだ。 面倒。。。 【 空港へ 】 昨日の番のここまでの様子を振り返ってみると、「 空港までは歩いて行くことが出来る! 」という結論が導き出された。 車で約10分かからない距離なのだから、歩いても30分くらいだろう、、、と甘い推測を元に歩き出す。 もっとも、手元に現地通貨がないのだから、唯一の選択だったが。。。 昨晩のトラブルもなんのその、簡単な道順だったので迷うことなく空港方面へと足を進める。 大きな街路樹となんとも味けのないいかにも旧ソ時代に作ったような団地の脇を歩いて行く。 何処の地でも同じ事を思うのだが、爽やかな朝の空気がとても新鮮に感じられる。 今回の旅は荷物もかなり少ないとあって、リュックサックと呼ぶ程度のバックを背負っているだけだ。 しかし、普段ではそれすらも背負わない日々が続いているので、たった5〜6Kgが重く感じられる。。。 全盛期は15〜18Kgに手にも荷物をたくさん持っていたのにねぇ。。。 近いと思っていた空港までの道のり、、、 確かに距離はないのだが、時間がない! やはり弱冠ナメていたせいもあって、国際線側のターミナルについたのが、 06:20分。 しかし、出発時間は07:00時! 我ながら、なんともふざけた乗客だ、、、 急いで国内線ターミナルへ向う。 それでも、空港の写真は撮るけどね。 06:25。 なんとかチェックインカウンターへと辿り着く。(なんとか間に合った〜)と、思ってたいたところにオバちゃんの一言「 チェックインはもう終わってるよ 」 、、、!? 、、、確かに。 出発時刻が07:00なのだから、もうチェックインは完了していて然るべき時刻なのだ。。。 (しかし、この便に乗れないとなると、一体どうやって遥か彼方の目的地まで行けばよいのだ!? 列車やバスでは時間がかかり過ぎるからこそ、わざわざ航空券を手配してきているのにっ!) 、、、ということで、チェックインカウンターのオバちゃんに無理強いをしてみるものの。 「 NO 」とのこと。 だからといって、こちらも簡単に引き下がるわけにはいかない。 個人旅行といえどある程度の日程も決まっているし、そもそも全日程も短いのだから、その初日からコケている場合ではないのだ。 しかし、答えは「 NO 」。 あえて大袈裟に振る舞って、周りにかけあっていくと「 チーフに話してみろ 」と。 しかし、そのチーフも他の国内線の出発時刻ともあって忙しいらしく、掛け合ってくれない。 全く掛け合ってくれないというわけでもないのだが、自分では対応しきれないので、他のブースへ連れて行ってくれたりはした。 しかし、しかし、、、 結局、乗る筈だった便の出発時刻になってしまった。。。 今までの旅の経験からいっても、かなり上位に入る問題だよ、こりゃ。 いやこんなコトが今まであっただろうか? 一気に力が抜けた、、、 だからといって、そのまま引き下がるのもおかしい話。 実際にチケットを持っていたのに、乗れないとは一体どういうことだ? それまでなんとなく手助けしてくれたチーフや発券カウンターのオバちゃんに聞きまくること10分強、、、 答えは「 そのチケット、誰かがキャンセルしてるね 」 ??? ( わざわざ二ヶ月前に日本の虎ノ門にあるオフィスにまで出向いて購入した航空券がキャンセルされてるだぁ!? 一体どうやったらそんなことが起こり得るのか? それならそれで、せめて別便に振り替えられるだろう? )と、思いそれをぶつけてみるのだが、、、 結果は「 NO 」。 無理も無い、遥か彼方にあるちんまいオフィスが手配した航空券の再手配やら返金やらをここウズベキスタンで出来る筈もない。 想像していたとおりだが、がっくりくるぜ〜。 気が付くと、その時間帯の国内線がほとんど出払って、人のほとんどいない空港で1人ポツンとなっていた。 なんとなく状況は飲み込めたものの、さぁどうしよう。 とりあえずはこの件は日本に持って帰ってあそこのオフィスにぶちかますとして、まずは今日からこの先どうしようか、、、 散々迷ったが、まずは次の便の手配をすることが先決と判断。 調べてみると、今日の午後にも便はあるらしいのだが、あいにくの満席。 キャンセル待ちをしても良いのだが、そうなるとこのすっかすかの空港で9時間も待つことになるのと同時に乗れないと最悪なので却下。 意を決して、新たにチケットを買い直す。 明日の同じ時刻の便だ。 日本円にして約6000円。 その分の現地通貨を手に入れるのに空港をあちこち歩き周り、結局何故か国際線の出発口で両替を済ませた。 クレジットカードでも良かったのだが、何故か9時まで待たなきゃなんないし、、、 最後の最後に、「 誰かによってキャンセルされていた 」という事実を押さえておく為に、その情報が入ったモノをプリントアウトしてもらった。 それくらいなきゃきっと返金どころか、苦情をいうのに何の手だてもなくなってしまうからだ。 ふと、そのエラく愛嬌のない、意味不明な番号とアルファベットの羅列を見ていると、、、 ( あれっ、このチケット日本で購入した翌日にキャンセルされてるっ!? 、、、ということは、二ヶ月の間、既にキャンセルされていたチケットを保管しておいて、それを持って遥々ここまでやって来ていたということっ!? ) もう怒る力も無い。。。 そして、空港を後にした。 【 今晩の宿探し 】 【 バザールへ行く@チョルスー市場 】 【 思い出の味 ー プロフ 】 【 地下鉄 】 【 ナヴォイ国立劇場 】 【 国立歴史博物館 】 【 街散策 】 【 頭痛(激) 】 #
by hitoshi280477
| 2010-06-16 09:50
| 未-Uzbekistan
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